ロシア・ICO規制を準備
ロシア・ICO規制を準備
ロシア情報技術・通信省(※以下、通信省)は、初期コインオファリング「ICO」に関連する規制ガイドラインを準備している。
ルーブルとの密接な関係
現地メディア〔kommersant〕の報じるところによると、ロシア通信省は準備段階として議論が行われているICO規制のドラフト文書(草案、下書き的な意)の公開を行っている。
文書ではロシアでICOを行う為の要件が記載されている。
要点を抜粋
※現状は準備段階+翻訳の関係で若干怪しい部分もあるので、参考程度にお願いしますm(__)m
・ICOはロシア連邦に登録が必要
・ICO主催者への認定は5年間
・手続きは自発的に行われ、通信省が実施
・登録資本金は1億ルーブル以上(日本円で1.8億円)
・トークンの開発、製造、配布のライセンスを取得
・ICOから調達した資金を送金するロシアの銀行口座が必要
・ロシアのルーブルに対してのみ実施(キャッシュレス決済)
さらに、ICOの主催者は、トークンの販売から調達した資金を使用して、名目価格で投資家からの買い戻しを支援する必要があります。
専門家からは疑問の声
TMT Investmentsの投資責任者Artyom Inutin氏
文書ではICOプレセール、いわゆる「条件つきトークン」など重要な部分に触れられていません。
内容に「異なった解釈の余地」があり、ICOのプロセスを傷つける可能性がある。
ロシアCryptocurrency and Blockchain(RACIB)協会Arseniy Sheltsin氏
今の段階では現実から離れたものであり、文書に対して詳細なコメントをする事は困難です。
この文書では「衝突を引き起こす可能性のある曖昧な言葉」を使用しています。
政府への登録や資本金に関しては「うんうん、なるほど」と思って読んでいたんですけど、ICOの中身に関してはザックリな印象を受けました。
ちゃんと意味を把握してるわけじゃないんですけど…なんかやたら「ルーブル」が推されてる印象もw
さすがにそれはw
とはいえ、現状のままだと具体的な部分が不足している印象はありますねぇ。
言い方は悪いですけど、いつでも国側がICOの資金を抑えられるように…という印象も。
まぁ草案の段階ですし、これから詰めていくんじゃないですかね。
この記事は海外のニュースを翻訳・編集し、筆者の主観で注釈を入れています。 できる限り正確な情報を意識しておりますが、翻訳による言葉の意味の誤認等がある可能性もあります。 その点にご留意の上、ご覧くださいm(__)m ※参照元※この記事はコチラのニュース記事を参考に執筆しました。
bitcoinist.com
regulation.gov.ru
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