ベネズエラは500%以上インフレで危険な自国の通貨より、ビットコイン

ベネズエラの人々は、拡大するインフレへの懸念からビットコインの利用をはじめている。

ベネズエラのインフレ率は昨年500%にものぼり、今年中には1,600%に達すると試算されている。

その状況は酷いもので、タイムズ紙などの報道機関も、飢えをしのぐために自生する果物や野菜を食料とする人たち、毒性のある植物で食中毒にかかっても基本的な治療すら受けられない人たちも珍しくないことを伝えている。

生きるために自国の通貨から、ビットコインをはじめとする仮想通貨への期待が高まる中、あることに気付く。

そうだ、マイニング、しよう。

ベネズエラでは電気料金が政府によって価格統制されているため、通貨マイニングにかかる莫大な電力コストを著しく低く抑えることができるのだ。

通貨マイニングには高性能なコンピュータが必要だが、その初期投資さえクリアできれば、運営コストをほとんどかけずに収入が得られる。

ベネズエラの通貨マイナーたちは、入手した通貨を何らかの方法でドルに替え、それを使って外国から物資を購入している。

デジタル通貨が使えるWebサイトでAmazonギフトカードを購入し、それでアメリカのAmazon Prime Pantryで食料品を注文している。
Amazon Prime Pantryではベネズエラへの直接配送ができないため、まずフロリダ州にある配送代行サービス宛に配送させ、そこからベネズエラへと転送させている。

もちろん投資のためではない。生きるためだ。

ベネズエラの人々の多くは、もはや自国通貨を信用していない。

だからBTCをVEFで買いたい人を見つけることは簡単だと。混乱は今もなお続いており、人々の一部は紙幣を切り裂くパフォーマンスも始めた。


管理人のひとりごと

以前、海外のMMORPGで遊んでいたときのこと。
アメリカや南米のプレーヤーが多いゲームで、スペイン語と英語が大半。

とある仲良くなったプレーヤーから「どこからアクセスしているの?」と聞かれた。
「日本だよ」と答えると「マジで!?超羨ましいんだけど!」と反応された。

何がそんなに羨ましいのか良く分からなかったけど、聞くと彼はベネズエラからアクセスしているんだとか。
ベネズエラでは基本スペイン語が多いけど、彼は英語とスペイン語が話せた。

あまり国際ニュースに興味が無かったので気にしていなかったけど、彼は停電でしょっちゅうゲームを強制ログアウトを喰らうし、VPNを使って接続している私よりもネット回線が遅い。

「ファッキン停電!」なんて彼はよく言ってたけど、冗談かと思っていた。

彼の会話はしょっちゅう「ハラ減った。仕事がない。ベネズエラはヤバい。日本が羨ましい」とかそんな内容。
近所だったらメシくらい奢ってあげるのにな~!なんて冗談を交わしながら会話していた。

時々食事風景をスカイプで交換したりしたけど、彼らは結構な酷い食事を食べていた。
さすがに少し気になったのでベネズエラの情勢を調べてみたら、想像を絶するもの。

そんな彼らを横目に、彼らの手の届かないような高性能なパソコンを使って、彼らの1か月分の給料ほどの課金を気軽にやってのけて、どんどん強くなっている私がだんだん申し訳なく感じて、更に自分が忙しくなった事もあり、そのゲームはいつの間にか遊ばなくなった。
(というかVPNの接続が面倒だった)

ベネズエラの人達が、マイニングで頑張ってお小遣いを稼いで、元気に生活していてくれると嬉しいなぁ…。なんて思うのです。


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