【アルトコイン】リップルをふわっと解説
リップルをふわっと解説
仮想通貨取引所で目にする、Bitcoin以外のコインをアルトコインと呼びます。
今回は、リップル(Ripple)にスポットを当てて、専門用語を出来るだけ使わずにふわっと解説していきます。
最近ではGoogleが出資を行ったことで、仮想通貨に興味が無い人でも「リップル」に関する報道を耳にするくらいメジャーなアルトコインです。
リップルって何だ?
Ripple⇒リップル
通貨単位は⇒XRP
リップルは2004年に開発プロジェクトがスタートし、通貨であるXRPはRipple社が管理を行い、送金システムのブリッジ通貨(橋渡し)として利用されます。
リップルをひと言で表すと「送金」に特化したシステムあり、プロジェクトです。
ビットコインが個人間の送金&決済に特化したシステムだとすれば、リップルは個人間の送金+企業・銀行・国際送金などに特化した『送金のスペシャリスト』とも言える通貨です。
厳密に言えば
リップル=[Ripple Labs, INC.]という企業・送金システムの名称
XRP =送金システム内で使用する通貨
このように区分けする事ができますが、最初から小難しく理解する必要はありません。
取引所で購入したり、投資対象として見る場合には、XRPは仮想通貨だとザックリ理解してしまいましょう。
そうですよね。送金するだけならどの仮想通貨でも行うことができます。
それにも関わらず、リップルが『送金に特化している』と言われるには、革新的なシステムが多くの人に評価されているからです。
もちろん!それがリップル社が提唱している《価値のインターネット》です!
ぶっちゃけた話、リップルのシステムに関わる内容を細かく説明しようとすると、ゴリさんは数秒で眠りに落ちてしまうと思います。
なので!今回の記事では初心者さん向けに「リップルはこれが得意だぜ!」という大きいイメージでまとめようと思います!
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『価値のインターネット』この旗の下に集え!
リップル社が提唱している『価値のインターネット(Internet of Value)』それはどんなものなのか?
いわゆるネットが世に生まれて、近年では大多数の人が利用するようになりましたよね。
ネットの普及当初は文章のやり取り程度だったものが、画像にも対応し、近年では動画をやり取りできるまでに発展しました。
しかし、現在でも進化していないネットの機能…それは『送金機能』です。
そうですね。銀行が提供しているそのサービスを利用する為に、口座を作り、預金をし、手数料を払ってお金を送っていますよね。
受け取り側の金融機関が時間外だったりすると、翌日扱いで振り込みされたりします。
私達が普段使っているインターネットでは、[http]から始まるアドレスを入力して接続先を指定しますよね。クリック一発ですぐページが表示されます。
インターネットでページを開くのと同様に、「送金も簡単で瞬時にできるようにしよう!」
その取り組みこそが、リップル社の提唱する《価値のインターネット》です!
リップルに今まで関心が無く、初めて聞いた人達は、ゴリさんと同じように「そんなんできんの?」という印象だと思います。
具体的にどんな取り組みをして、それを実現しようとしているのかを見ていきましょう!
リップルのネットワーク
例えば国際送金を行う場合には、銀行に手数料を払って申し込みをして、海外の銀行を何個も経由して最終的に相手に送金されます。
コストも時間も必要になってしまいますよね?
この送金を、リップルのネットワークを使って行えば、XRPを仲介通貨としてスムーズに送金が完了する事ができるわけです。
それが地球の裏側の銀行で、違う種類の通貨を扱っていても、XRPを仲介として送金が可能です。
それには[双方ともビットコインに対応する]事が必要ですよね。
リップルネットワークの優れているところは、ネットワークに接続している、あらゆる企業や銀行などと電子取引ができるという点です。
2017年には、Cuallix社という企業がXRPをブリッジ(橋渡し)通貨として、『アメリカドル→XRP→メキシコペソ』この送金をわずか数秒で完了させています。
それじゃもっと極端に例をだしてみましょう。
ゴリさんがよく大人のDVDを買ってくるお店の会員ポイントをたくさん貯めていたとします。
そのお店がリップルネットワークに接続していれば…
ゴリさん(送金したい)
↓
会員ポイントを使って送金(ゴリさんの出番はここまで)
↓
大人ポイントをXRPに変換
↓
相手に金額分のXRP送金
↓
相手は現地通貨で受け取りたい
↓
XRPを現地通貨に変更
↓
相手は現地通貨で受取完了!
※注※あくまでもイメージを伝えるための例として参考にしてくださいm(__)m
こういう送金が即時で可能であるという事です。
ですです。それも瞬時に!それこそがRipple の目指す《価値のインターネットの実現》です。
この理念には多くの個人・企業が賛同しており高い評価を受けています。
特に、銀行は仮想通貨に対して攻撃的な姿勢を示すところが多いですが、リップルのプロジェクトには多数の銀行も参加しており、今後も増え続けていくと予想されています。
管理人はこの『銀行と協力できる』という点が、大きなメリットじゃないかと思うんですよね。
リップルに集う者
世界中の有名企業・団体がリップルへの賛同を表明しています。
Bill and Melinda Gates Foundation
もはや説明不要ですね、ビル・ゲイツ氏の財団です。
American Express
これも有名ですね、クレジットカードのアメックスです。
さらには多くの銀行・企業など。みなさんが口座を持っている有名銀行も、調べてみるとリップルネットワークに参加しているかもしれませんよ。
全てを記載していくと、途方もない量になるので他の機会に譲りますが、リップルネットワークは日々どんどん拡大しています。
リップルをもっと深く知るなら
管理人が参考にしているサイト・ブログを紹介しています。
仮想通貨?儲かるのか? by BK
BKさんのブログです。
複雑な仕組みもマンガを使って解説されていて、とってもわかりやすいです。
さらに…ブログからあふれ出る『リップルへの愛情』がハンパじゃない!読み進めると、あなたもリップルが好きになると思います。
Ripple総合まとめ
入門編から技術面の詳細な解説まで網羅されています。
リップル百科事典とも言えるくらい、リップル関連の情報が豊富です。
技術面も含めて深く知りたい人にはオススメのサイトです。
リップルを購入するなら
個人的には「ビットバンク」が、手数料の面でもオススメできると思います。
面倒ナシでとにかくすぐに購入したいなら「GMOコイン」もイイですね!
※この記事は2018年2月に執筆しました。